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【かぜのひき始めに】「クラシエ」漢方葛根湯エキス顆粒SⅡを徹底解説【薬剤師監修】

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【かぜのひき始めに】「クラシエ」漢方葛根湯エキス顆粒SⅡ【子供もOK】

かぜの時は漢方薬より西洋薬を服用される方が多いのではないでしょうか。西洋薬の方が効きそうなイメージがありますが、漢方薬の葛根湯もかぜの初期にはよく効きます。

「クラシエ」漢方葛根湯エキス顆粒SⅡは、かぜの初期から飲む薬で、各生薬の成分には、西洋薬と同じように、かぜの症状を抑える効果があります。

さらに、かぜの原因のウイルスや細菌をやっつけるための身体の防御反応(発熱や発汗)を促し、自然な流れに逆らわない作用の仕方で、かぜにアプローチします。

また、「クラシエ」漢方葛根湯エキス顆粒SⅡは、小さな子供から大人まで、幅広い年齢層で服用可能で、1日2回、眠気が出ないので、とても便利です。

目次

「クラシエ」漢方葛根湯エキス顆粒SⅡはこのような方におすすめ

  • 小さいお子さんから大人まで、幅広い年齢層の大家族の方の常備薬
  • 風邪の引き始めで、熱っぽく、身体がゾクゾクして、寒さがとれない方
  • 1日2回の服用なので、忙しい方にも
  • 眠気がでないかぜ薬が欲しい方
  • 西洋薬が合わない方

「クラシエ」漢方葛根湯エキス顆粒SⅡの詳細情報

分類第2類医薬品
効能体力中等度以上のものの次の諸症:感冒の初期(汗をかいていないもの)、
鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み
用法・用量次の量を1日2回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
成人(15才以上):1包
15才未満7才以上:2/3包
7才未満4才以上:1/2包
4才未満2才以上:1/3包
2才未満:1/4包
成分成人1日の服用量2包(1包2.25g)中、次の成分を含んでいます。
葛根湯エキス(3/4量):3,900mg
カッコン 6.0g、マオウ・タイソウ各 3.0g、ケイヒ・シャクヤク各 2.25g、
カンゾウ 1.5g、ショウキョウ 0.75gより抽出

「クラシエ」漢方葛根湯エキス顆粒SⅡは西洋の薬と何がちがうの?

漢方薬も西洋の薬も、風邪の原因のウイルスや細菌をやっつけることはできず、対症療法となります。

西洋の薬は、熱を下げたり、喉の痛みや鼻水を緩和したり、それぞれの有効成分がどういう症状にどのように効くかということがはっきりわかっています。

しかし、生薬の成分の作用は、はっきりとわかっていますが、複数の生薬のシナジー効果も期待できるなど、効き方も複雑になっています。

漢方薬は、かぜのひき始めの体温上昇を抑えることなく、むしろ、身体を芯から温めて、速やかにウイルスや細菌に抵抗しやすい温度まで上昇させます。

その後、発汗に転じることで、熱が下がるというような、自然の流れに沿った効き方をします。

葛根湯には、身体を温めたり、炎症を抑えたりする生薬も含まれています。

「クラシエ」漢方葛根湯エキス顆粒SⅡはかぜにどうやって効くの?

葛根湯には下記の作用を持つ、7種類の生薬が配合されています。

生薬名作用
葛根(カッコン)発汗、解熱
麻黄(マオウ)強い発汗作用、咳を鎮める
大棗(タイソウ)緩和作用(筋肉の急な緊張による痛みを和らげる)
桂皮(ケイヒ)身体を温める作用、発汗、解熱
芍薬(シャクヤク)鎮痛、けいれんを緩和する、平滑筋の弛緩作用
甘草(カンゾウ)抗炎症作用、抗アレルギー作用
生姜(ショウキョウ)身体を温める、発汗、吐き気防止

作用を見てみると、西洋のかぜ薬と同じように、抗炎症作用、抗アレルギー作用、咳を鎮める作用、痛みを緩和する作用などがしっかりと備わっています。

これらの作用により、かぜの多様な症状を抑えてくれます。

西洋薬と大きく違う点は、葛根湯は、身体を温めたり、強く発汗を促す作用がある点です。西洋薬が体温を下げるのとは正反対の作用で、かぜにアプローチします。

かぜのひき始めには、ウイルスや細菌に対抗するために、体温を上げるように体温が高めに設定されます。

そうすると、身体の中心部の温度を上げるために、皮膚表面の血管を収縮させ、体温を外に逃さないないようにします。そのため、皮膚表面の温度は下がり、悪寒がするようになります。

かぜの初期に葛根湯を服用すると、葛根湯の身体を温める作用によって、体温が、設定された高めの体温まで速やかに上昇します。

そして、設定温度を超えると、今度は、放熱するために、皮膚表面の血管が開くので熱感が戻って悪寒が改善するとともに、発汗し気化熱で熱が下がります。

このように、葛根湯は、西洋薬と異なる作用の仕方で、かぜの初期から服用することで、身体の自然な反応に逆らわず、促すように寄り添い、効果を発揮します。

「クラシエ」漢方葛根湯エキス顆粒SⅡは副作用はあるの?

漢方薬はなんとなく副作用が少ないイメージがありますが、実際には葛根湯にも副作用はあります。

発疹やかゆみ、胃の不快感、手足のだるさ、むくみなど他にもあります。詳しくは添付文書を参考にしてください。

服用して、異変を感じたら、薬のパッケージや添付文書を持って医師などに相談してください。

「クラシエ」漢方葛根湯エキス顆粒SⅡはなぜ、食前や食間に飲むの?

漢方全般に言えることですが、胃に食べ物がはいっていない状態の方が、吸収されやすく効きが良いので、食後より食前(食事の30分程度前)や食間(食事と食事の間で、食後2時間程度経ってから)に飲むようになっています。

「クラシエ」漢方葛根湯エキス顆粒SⅡを服用する際の注意点

何歳から服用が可能なの?

  • 生後3ヶ月未満の乳児は服用できません。
  • 1歳未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させること。

妊婦は服用可能なの?

妊婦又は妊娠していると思われる人は、購入前に医師などに相談してください。

その他の注意点

下記の人は医師などに相談してください。

  • 医師の治療を受けている人
  • 身体が虚弱な人
  • 胃腸の弱い人
  • 発汗傾向が著しい人
  • 高齢者
  • 今までに薬で発疹かゆみなどを起こした人
  • むくみや排尿困難がある人
  • 高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害の人

「クラシエ」漢方葛根湯エキス顆粒SⅡのまとめ

葛根湯は西洋薬と同じように症状を緩和するような生薬の成分を含みます。

一方で、西洋薬とは異なり、風邪の初期から、体温の上昇を促し、速やかに設定温度まで上げて、発汗して、解熱に転じるというような、身体の自然な反応に逆らわずむしろ、促すかたちで、かぜに効果を発揮することがわかりました。

葛根湯はこのように、かぜのひき始めから飲む薬で、「「クラシエ」漢方葛根湯エキス顆粒SⅡ」は1日2回の服用なのでとても便利です。

<「クラシエ」漢方葛根湯エキス顆粒SⅡ飲み方のポイントのおさらいです>

  1. ゾクゾクと悪寒がするようなかぜのひき始めから飲む(まだ、汗をかいていない場合に服用)
  2. 食前・食間に飲む。(胃に食べ物が入っていない状態で飲む)
  3. 1日2回忘れず、しっかり飲む

上記の3点をしっかり守って飲んでくださいね。

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